二世帯住宅で増した両親との絆

私が二世帯住宅を建てようとした理由ですが、私自身結婚が遅かったこともあり、お互いの両親が高齢で入院歴もあったため、万が一の介護のことも考えて建てようということになりました。現在お互いの両親は岡山市の個室のある居酒屋によく行き元気に暮らしていますが、年々弱弱しくなっていく両親を見るたび、同じ家で暮らせてよかったと思っています。また、私も妻も要職に就いていることもあり、子供の面倒を見てくれるのも大きなメリットです。子供を送り届けたりする時間がないだけでこんなに助かるとは思いもしませんでした。両親の希望によりそれぞれの世帯で生活スペースを分けたので、必要以上の干渉もなく、良い関係を維持出来ています。それに両親は、私たちが忙しい時はすすんで炊事洗濯を手伝ってくれます。妻と一緒に買い物に行く機会も多いようです。以前よりもお互いの両親との交流が増えたことで、家族としての絆も増したと思います。最初は経済的な観点から始まった同居生活ですが、今となっては二世帯住宅にして本当によかったと思っています。自分の親と過ごせる時間も残り少ないと感じているので、少しでも親孝行できればと思います。